CASE

導入事例

8割の経理業務をアウトソーシングして月次決算を早期化——経理部門のプロフィットセンター化 を目指して

株式会社シー・コネクト 経理財務チームマネージャー 高橋 誠様

定額制でプリントし放題のサブスクリプション型複合機レンタルサービス「プリント革命」、低価格高品質のインクやトナーをスピード配達する「インク革命」を主軸に、オーガニック100%の布ナプキン通販サイト「nunona」など、複数事業を展開する株式会社シー・コネクト。

CASTER BIZ accountingを活用した経理体制の構築と、その背景にある想いについて、経理財務チームマネージャーの高橋 誠様にお話を伺いました。

半永久的に安定できる経理体制を構築するために

まずは、CASTER BIZ accountingの導入背景から教えてください。

これまで弊社は、内製化にこだわりながら事業を進めてきました。経理部門ももちろんそうで、基本的には僕がメインで経理を担当し、組織の拡大とともに人を採用しながら、何人かで経理業務を行っていました。

そうして人を採用しながら内製化で進めることの良さというのはもちろんありましたが、そこには当然デメリットもあります。特に、人の入れ替え時の引き継ぎなど、業務の属人化課題はどうしても拭えませんでした。

また、ひとことで引き継ぎといってもそれは決して簡単なことではなくて、相手のスキルによって引き継ぐ内容も必要な時間も変わってきます。誤解を恐れずに言えば、ある程度のスキルがないと教える側がすごく大変になりますし、手間がかかることも多いんですよね。

しかもスキルがあればいいかというとそうでもなくて、自社カルチャーに合う人材であって欲しいし、できるだけ自社の色に染めるように教育していくことも必要です。

人の入れ替えをきっかけに、そうした経理体制構築についてきちんと考え直す必要がでてきました。

再びいい人材を探して採用するか。それとも、半永久的に安定した業務体制を構築できるようアウトソーシングするか。

それらを天秤にかけた時、後者の方が、僕にとっても会社にとってもいい選択になると思いました。

導入いただいたタイミングは、新型コロナウイルス感染症拡大後でしたね。その影響もあったのでしょうか?

少なからずありましたね。この先どんなことが起こるかわからない状況下では、僕にだっていつ何が起こるかわかりません。ほぼ一人に業務が属人化しているのは、会社にとってリスクです。

そのため、経理部門に限らず、会社全体できちんとマニュアルを作って業務基盤を作っていこうという意思決定をしました。

そうして経理業務のアウトソーシング先を探し、行き着いたのがCASTER BIZ accountingでした。

導入の決め手はありましたか?

業務基盤を構築したかったので、マニュアルを作ってくださるというのは、大きな決め手でしたね。

半永久的に業務を依頼できるだけではなく、マニュアルがあれば引き継ぎの不安や教育の大変さからも開放されます。その上に、仮に僕がいなくなったとしても、マニュアルがあればCASTER BIZ accountingを通して別の誰かに引き継ぐことだって不可能ではありません。

言い換えれば、経理体制が安定するということでもあります。またマニュアル以外にも、WEBサイトの雰囲気や情報などを含めて、総合的に自社との親和性がいいのではないかと判断して、CASTER BIZ accountingに決めました。

経理業務の8割はお任せ。月次決算は3営業日短縮へ

導入いただき1年ほどが経ちますが、現在はどのような経理体制を構築されていますか?

基本的な経理業務はできるだけCASTER BIZ accountingにお願いするようにしていて、社内に残している業務は、作業していただいた内容の確認業務という感じでしょうか。

今回、契約更新のタイミングでプランアップさせていただいたので、これまでの基本的な作業に加えて、コミュニケーションが必要な業務も追加でお願いするようになりました。

業務を細分化すると、80項目ほど。経理業務の約8割はお願いしている状況です。

業務の大多数をお任せいただいてるんですね。最近追加された、「コミュニケーションが必要な業務」とはどのような業務でしょうか?

たとえば、入金の消し込みができなかった際の催促連絡、毎月一定数発生してしまう、クレジットカードの決済処理日に差異が生じてしまった場合の処理などです。

それらは、内容をきちんと確認したり、ひとつ一つ何がどう違ってしまったかを説明したり、コミュニケーションを取りながら処理していく必要があります。

本来、コミュニケーションが多く発生してしまうものはあまりアウトソーシングに向かないと思っていますが、毎月発生する業務かつ自分以外でもできるものなら、社内に業務を残さずにお願いしてしまった方がいい。そう考えて、可能な業務はできるだけお願いしています。

そうやってお任せできるのも、信頼のおける仕事をしてくださるからこそです。

そのように言っていただけて嬉しいです。信頼はどのようなところで感じていただけていますか?

導入当初から信頼度は高いですよ。作っていただくマニュアルのレベルも高いですし、作業をする際の質問の目線もすごくありがたくて。

たとえば、出店先のデータ集計の仕様に変更があったら「仕様変更されていますが、こう処理するとよさそうですね」と確認しながら提案してくださったり、勘定科目にズレがあったら「過去とこのようにズレがありますが、大丈夫ですか」と背景をさかのぼった上でアラートを出してくださったり。

そういう質問は、経理のプロにしかできませんよね。会計システム操作にも、経理業務にも長けている方が業務をしてくださっているのを随所で感じられるので、安心してお任せできます。

そうしたプロフェッショナルな業務を行っていただけるおかげで、導入して3ヶ月程度で経理体制はほぼ安定したなという印象です。

導入して何か大きな変化はありましたか?

色々といい変化はありますが、月次決算処理のスピードが短縮できているのは一番ありがたいですし、経営陣からの評価も高いです。

以前、僕が業務を行っていた時は、だいたい9〜10営業日はかかってしまっていたのですが、現在はそこから2〜3営業日ほど短縮できています。この月次決算の早期化は、経営に良いインパクトがあるので、非常に嬉しい変化です。

経理部門を利益を生むチームに

経理業務の8割をアウトソーシングできたことで、現在高橋さんご自身の役割や仕事内容はどう変化されているのでしょうか?

最近、子会社ができたので、現在はそちらの経理業務と体制構築に時間を使っていますね。体制が整ったら、そちらの業務もCASTER BIZ accountingにお願いしたいと思っています。

また、業務をアウトソーシングできたらそれで終わりではなく、業務改善していく必要もあります。業務そのものや、全体のフローを見直し改善していくことも、僕の役割です。時間的余裕ができたことで、未来のために時間を使えるようになっています。

経営にいかに貢献するか、そのための経理のあり方を、常日頃考えていらっしゃるのですね。

そうですね。

一般的に、経理部門というのはコストセンターと捉えられがちです。でも僕は、経理部門をプロフィットセンターにしていきたいと考えています。

経営に活きる数字を示すことができればそれは不可能ではないし、経理は本来そうあるべきだと思うんです。

その実現には、正確でスピーディーな月次決算が大前提です。これからもCASTER BIZ accountingにサポートいただきながら、さらなる月次決算の早期化を実現したいですし、常に業務改善を行いながら、会社の成長に貢献できる経理を目指していきたいですね。

それと、経理部門は、会社の中では早々にアウトソーシングに取り組み、成功した事例になっています。そういった意味でも、会社に貢献できるような取り組みと成果を今後もつくっていきたいですね。